医学部・旧帝大専門塾     しりうす

塾長紹介

伊藤 皓一

経歴

  • 東京大学 理学部物理学科卒
  • 英国オックスフォード大学 科学哲学 オンラインコース修了
  • TOEIC L & R 965
  • 東京大学TLP履修資格 (東大英語入試 合格者の上位1割程度)
  • VERITAS物理科講師 (VERITASとは)
  • 元キズキ共育塾 主任講師 (キズキ共育塾とは)
  • 元TOMAS講師 (TOMASとは
  • 英国ケンブリッジに3年間在住経験あり

 

塾長のことば

 

受験生時代の悩み

「こんなの思いつかないよ…」

東大の過去問の模範解答を読みながら,受験生の私は何度もそう思いました.典型問題は確かに解けるようになり,難問の演習もしたはずなのですが,東大入試になると,やっぱりひらめき頼りの場当たり的な解き方しかできなくなり,得点が安定しないのです.尽きることのない初見の設定に対し,単に標準的な知識を持っているだけでは太刀打ちできないことは早い段階から痛感していましたが,だからといって,どうすれば安定して解けるようになるのかは全く見当がつきませんでした.学問の本質理解を求めて大学レベルの専門書へ背伸びしたり,当時最難関と評判だった問題集に取り組んだりするなど,思いつく限りのことを試みましたが,結局,確固たる盤石感が得られることはなかったのです.

 

初見の問題を解くのに本当に必要なこと

そんな私の転機は,一浪の末,東大理科I類に進学し,塾講師のアルバイトを始めた時でした.当時任された定期テスト対策で標準的な知識や解法を繰り返し教えているうちに,それらは実は奥で互いに繋がっており,俯瞰的な視点に立てば,体系化された1つの構造が見えてくることに気がつきました.しかも,この構造は,各解法を選ぶ際の優先順位を示すものでもあるため,受験生時代にあれほど苦しめられた初見の設定に対しても,優先順位の高いものから解法を順に確かめていくだけで,手が動くようになることもわかりました.難関大入試で安定して合格点を取るために重要なのは,「発展的な知識」でも「ひらめき」でもなく,標準的な解法を俯瞰的に体系化し,その中から解法を1つに絞りこむ技術だったのです.

 

医学部・旧帝大専門塾 しりうすを立ち上げた理由

この「解法選択の技術」の重要性を自覚して以来,私は,あらゆる問題集や参考書,学習塾の指導法をこの視点から分析してきました.その結果,「解法選択の技術」は文章で伝えるのが難しいため,市販の書籍で明示的に語られることは極めて少なく,東大や医学部に高い合格実績を挙げている首都圏の一部の塾でのみ部分的に伝えられていることがわかりました.しかし,この技術は,かつての私と同じように初見の問題に悩む受験生にとっての特効薬となり得るだけでなく,私自身が教えてきた生徒さんにも目に見える成果を出しているため,ごく一部の塾内部に留めておくのはもったいないことです.私は,自身の地方公立高校での経験を踏まえ,このような技術に触れる機会の少ない高校生とともに,学問を分かち合っていきたいと思い,山口の高校生専用に大学受験塾を立ち上げました.受験生時代の私のように迷走することなく,医学部・旧帝大入試に対して確かな盤石感が得られるように,私のできる精一杯のことをさせていただく所存です.縁ある山口の地で,あなたの第一志望合格の一助となれることを,心から願っています.

 

 

 

 

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